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浄化槽と公共下水

宅建協会から送られてきた今月の会報の中に、浄化槽に関するリーフレットが数枚入っていました。

「えっ、浄化槽って何?」

と思われる方が多いと思います。

不動産の売買契約の前に行われる重要事項説明の中で「上下水道・電気・ガスの整備状況」を説明しなければなりません。

宅建の実務者講習のときに、現物を見たことがない私。

講師を質問攻めにして泣かせたばかりです。

そこで、自分で調べてみました。

公共下水が整備されていない地域では、浄化槽がまだ多く使われているみたいです。

浄化槽

 

地中に上図のような宇宙からの帰還船のようなカプセルが埋め込まれています。大きさは個別浄化槽でや約120cm×120cm×180cm。

その中はいくつかの部屋に分かれていて、微生物がせっせと人間の排泄物を処理しています。そして、最終的にはきれいな水になって川へ放出されています。

その浄化槽には、単独浄化槽と集中浄化槽があって、前者は戸建住宅で、後者は集合住宅で使われています。

個別浄化槽は大体10人槽、集中浄化槽は大体10~50人槽です。人間が一日に排出する生活排水を40gとすれば、個別浄化槽のバクテリアは一日400g分の汚物を処理してくれているということになります。

その頑張りもののバクテリア君ですが、塩素系の洗剤や糖尿病の薬が苦手なようで、洗剤を便器に流したら、機能が止まり、嫌な臭いが発生したとの事例報告がありました。

そこで、浄化槽法という法律があって、5ヶ月に1回(7条検査)と1年1回(11条検査)検査が所有者に義務付けられています。

その費用はや年間約3万円です。

浄化槽は生き物なんだとういうことが分かってもらえればうれしいです。

地球環境にやさしい浄化槽。

調べているうちに愛着がわいてきました。

ただ、郊外では公共下水が整備されて、どんどん切り替えが進んでいます。

郊外の古い団地にある土地を購入する際には、地下に役割を終えた浄化槽が埋設されていないか注意する必要がありますね。


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